楽に行こう!

のむさんチのライフログ

便利な世の中やけど...

毎月の月始めにお参りに行く妙見寺というお寺の住職さん(和尚人)が今年の11月から大荒行という修行に入っとる。昨日お寺に行ったら奥さんがいろいろ話してくれた。入行から1ヶ月経って面会が許されたから会ってきたらしい。

話を聞くと想像以上に厳しそう! 毎朝の水浴びから修行が始まるみたいやけど、そのあともほぼ1日中お経を読むらしい。で、2合のお米を14人くらいで分けて食べると。しかも1日の食事がこれだけ! 水浴びも、より寒くなったら氷を割ってその水をかけるみたいやし。

最初、大荒行の話を聞いたのは9月終わりくらいやったろうか? その時は水浴びくらいなら自分にも出来るやろって簡単に考えちょったけんど甘かった。この季節、朝の水浴びはきついで〜(>.<)。和尚人、相当やせて声はしゃがれて悲壮な感じやったらしい。

そういう話を聞きよったら、何でもモノありな世の中で暮らしとる自分らってどうよ? ってふと思うなぁ。俗世界からかけ離れた状態でやる修行って、世の中の便利なものをほぼ全て拒否するんやもんねー。自分から全部なんてとてもやけど、何か一つでも取り上げられただけでもガマンできるろうか?

ちょっと考えさせられたけど、来年の2月10日には修行が明けて帰ってくるみたいやき和尚人から直接話を聞いてみたい。