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のむさんチのライフログ

WHS の次の NAS、ReadyNAS 312 を導入!

プライマリ HDD の警告

今稼働しよる Windows Home Server v1(WHSv1, Aspire easyStore H340) が HDD の警告メッセージを出しはじめてはや3ヶ月ほど。こういう警告が毎日出る状態が続いとった。
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WHSv1 を動かし初めて丸5年。警告が出とるのは最初から付属しとった HDD。やき、まぁ、警告の一つくらい出ても不思議じゃないろう。

次の NAS をどうするか?

というて、ずっとこのまま放っとく訳にもいかん。こういう警告が出始めた HDD はいつパッタリと動かんなるかもしれん。しかも、警告が出とる HDD は OS が入っとるプライマリ HDD。出来るだけ早いうちに対策せにゃあ。。。と、今後どうするかを色々と考えよったけど、大まかな選択肢としては次の2つ。

  1. HDD の交換
  2. NAS(WHSv1) 自体の交換


(a) は、OS が入った HDD を交換する方法。この場合、OS の再インストールが必要。WHSv1 の設定やらアドインやらが全てリセットされる*1。けんど、もっと問題なのは OS が初期状態になり最新のアップデートが適用されていない状態に戻るという事。OS を再インストールした後 Windows Update を当てりゃあえいかと思うけんど、WHSv1 は既にサポート切れした OS*2。その OS に、サポート切れてから1年以上経過した状態でこれまでの Update が適用できるかどうか? すごくリスクがある。

一方、(b) は、新規に NAS を構える事になるき、全てのデータを移行して、Amazon S3(Glacier) へのバックアップのやり直しという手間はある。がしかし、OS を含めシステムが最新にできるという安心感がある。

かなり長い時間をかけて*3決めたのが (b) の NAS を新調する方。

次の NAS 候補

さて、WHSv1 をやめて全く新しい NAS(サーバ) を導入するとしたら選択肢は3つ。

  1. Windows Home Server 2011(WHS2011)
  2. 外付け HDD
  3. WHS とは全く別の NAS


(a) は WHSv1 のノウハウが多少は役に立つし、CloudBerry Backup for WHS も使い慣れとる。けんど、マイクロソフトの方針で家庭用サーバOSの開発が実質凍結された影響でWHS系は後継OSが無くなり WHS2011 も 2016年4月でサポートが終わる*4(´・ω・`)。2016年っつったらもうすぐやきちょっとこれは難しい。

(b) は、わが家では実質 PC は ThinkCentre M73 Tiny の一つだけ。やき外付けHDDでも問題は無い。けんど、DLNA を利用して写真や動画をテレビで再生したい。これは外付けHDDではちょっと難しい(できるものもあるけんどメインの機能じゃないので性能やサポートで不安)。なんで、これも選択肢からは漏れるかなと。

で (c)。WHS とは別の NAS となると、国産メーカーだと I/O DATABUFFALO。けんど国産メーカーのは価格が高めでHDDの最初から内蔵のタイプが多い、しかも管理画面が機能・UIとも海外のNASメーカーと比べて弱いんよね〜。一応最新の情報を確認してみたけど状況は変わらず国産メーカのNASはパス。

そうなると、選択肢は海外のNASメーカーのどれかになる。世の中に NAS を出しとるメーカーは数あるけんどメジャーなのは次の4つくらい。


国内で一番人気なのはやっぱり QNAP やろう。歴史もあってネットのノウハウもだいぶ溜まってるみたい。Synology は国内ではそんなには普及してないみたいやけど海外では人気だそう。NETGEAR も歴史はあって安価なタイプが揃っていてこれも人気があるみたい。最後の ASUSTOR はここ数年で立ち上がってきたメーカーで特にコスパがよいとの事。

で、これらのメーカーについて、メーカーサイトやネットの口コミ、ブロガーさんのレポートを1ヶ月くらい読みあさった。最終的に決めたのが NETGEAR の「ReadyNAS」。理由は、

  1. UIがシンプルかつ分かりやすい
  2. NASの筐体がスクエアでかっこいい
  3. 値段が手の届く範囲内
  4. 保証が十分

UIがシンプルかつ分かりやすい

最初のUIやけど、NAS もここ数年UIが現代的になってきていて、全てブラウザで操作できるのはもちろん、管理画面の Ajax を駆使したカラフルなスマホのような画面になってきてるのが多い。それは今の大勢やろうけど自分はちょっと派手でごちゃごちゃしとるのがイヤなんよね。特に NAS やし、質素やけど必要な操作がすぐ出来て結果が分かりやすいのがえい。そういう視点で各NASのUIを見比べてみると NETGEAR の ReadyNAS*5 が一番しっくりきた。
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NASの筐体がスクエアでかっこいい

これはもう全く個人的な好み^^;。他のメーカーのはだいたい角が丸い。角以外にも全体的に丸っこいんよね。まぁ、その中でも Synology はデザインは好みの方やけど、ReadyNAS には及ばんかった^^。
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値段が手の届く範囲内

調べると、コスパが一番えいのは ASUSTOR みたい。なんせ、Atom ディアルコアを搭載して2万5千円くらいからあるし。けど、ASUSTOR は UI と筐体のデザインがいまいちで。。。で、次にコスパのいい NETGEAR の ReadyNAS に。
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保証が十分

NAS は常時動作するもの(まぁ実際はタイマー設定して日中はスリープさせるけど)。やき、保証・サポートはできるだけ厚い方がえい。リストアップした中では NETGEAR の5年保証が一番。
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あれこれ検討して約2ヶ月。あとは ReadyNAS の中でどの機種にするか。。。

価格と性能で ReadyNAS 312 に!

ReadyNAS の中でも圧倒的に安いのが ReadyNAS 102。ARM のシングルコア CPU を積んでメモリは512GB。これで1万ちょっとなんやき驚き。今の WHSv1 (Aspire easyStore H340) は5年前の Atom 323。これでも動画をDLNAクライアントで再生する分には十分(静止画はちと待たされるけど)。なら ARM とは言うても現代の CPU なら H340 以上の性能は出そう。

だけどなぁ。。。これから5年は使うもの。出来るなら性能はえいのを買うておいたい。ReadyNAS で次に性能のいいのは ReadyNAS 312Atomディアルコアの CPU でメモリも 2GB積んどる。ただ、性能がぐっと上がるおかげで ReadyNAS 102 より 28,000円高い。ただ、NTT-X Store ならクーポンでが 1万8千円まで縮まるんよね〜*6。5年は使うとして1年で約4千円の差。

うん、これくらいの差なら納得かな。それに、ReadyNAS 312 には HDMIポートがあってメンテも便利そう。って事で、NTT-X Store でクーポンを使い ReadyNAS 312 を購入。あと、HDD は WD Red の 2TB を2つ。

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という事で、Aspire easyStore H340(WHS v1) 5年間ありがとう! んで ReadyNAS 312、これから5年間はよろしく!^^/




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