リスクに備える(その3) - オンライン・バックアップ
これまで、
リスクに備える(その1) - H340 に 1TB HDD を追加 - 楽に行こう!
リスクに備える(その2) - Aspire easyStore H340 の掃除 - 楽に行こう!
と、自宅のデータを安全に保存するための施策(^^;をやってきた。が、今年3月の東日本大震災があった事もあり、本当にこれで大丈夫か?と思うように。ここ四国でも東南海・南海地震がいつ起きてもおかしくないって言うし。地震が起きたら、それこそ Windows Home Server(WHS) 内でいくら二重化しとっても意味ない!
たった一つしかない思い出のデータ、無くしたくない。。。
という事で、オンライン・バックアップサービスを探してみた。DVD や BD に焼くってのもあるろうけんど面倒くさいし地震が起きたら同じやしね。個人向けだと、古くからあるジャストシステムの「Internet Disk」やマカフィーの「オンラインバックアップ」など。それぞれのサービスを比較してみた。
サービス | 容量 | 料金(月額) | 制限*1 |
---|---|---|---|
ジャストシステム*2 | 無制限 | 525円 | 動画ファイルは不可 |
BIGLOBE*3 | 5GB〜200GB | 263円〜10,500円 | 1.9GB以上は不可 |
マカフィー*4 | 無制限 | 665円 | なし |
ノートン*5 | 25GB | 540円 | なし |
Dell*6 | 2GB〜100GB | 0円〜578円 | なし |
I・O DATA*7 | 3GB〜30GB | 640円〜4,410円 | なし? |
こうしてみると、ジャストシステムの動画ファイルだめってのはちょっとねぇ。動画ファイルは結構あるし重要。そして容量。ウチの WHS の共有フォルダの容量を見てみるとなんと346GB! 全てをバックアップせんとはいえ、これじゃマカフィーしかないか。
マカフィーは年間契約やけど、、、とりあえず30日の使用版を試してみますか。
と、早速使用版をダウンロードしてインストール。バックアップフォルダ選択画面にきて唖然。共有フォルダはおろか、ネットワークドライブを割り当てても選択できん! 仕方ないので mklink でシンボリックリンクを張ってみたけんど、これもダメ。マジですか〜!? 共有ドライブはバックアップの対象外なんやね(T-T。
Windows Home Server Add-in で
Winodws Home Server(WHS) 上の共有フォルダのデータバックアップならやっぱりアドインでしょ。って、マカフィーのがダメって分かるまで思いつかんかったけど(^^;。探してみたら、オンライン・バックアップ機能を持つアドインあるんよね〜。
その中で選んだのが「Online Backup Solution for Small Business | MSP360™ (CloudBerry Lab)」
Amazon S3(Simple Storage Service) をデータ格納先として利用する WHSv1用アドイン。英語やけど無問題。保存先のクラウドはいろいろ選べるけど Amazon S3 を選択。早速セットアップを。
CloudBerry のセットアップと初期設定は下記の通り。インストールすると Add-in に CloudBerry が表示される。
まずは、上段メニューの「Backup Storage」から Amazon S3 のアカウント&Bucket を登録。
次に上段メニューから「Backup Wizard」を起動。
で、先程登録した Amazon S3 のアカウント&Bucket を選択。
そして Backup Mode を選択。オレは Amazon のツールでもバックアップしたデータを参照したいので暗号化しない「Simple Mode」を選択。
バックアップするフォルダを選択。
スケジュールを決めて〜。
無事、Backup Plan の登録が完了(^^。
で早速初回のバックアップを。初回は量が多いんで手動で。WHSコンソールで「Run Backup Now」を選択すると始まりました〜。
Amazon S3 の Webコンソールを見ると、ちゃんと保存されてるのを確認。
で、早速同期(データのアップロード)を開始したわけですが、、、これがなかなか終わらない。1日経っても、1週間経っても終わらない><。うちの総データ量はだいたい350GBくらい。
一体いつまでかかるんじゃ〜>o<;
いくらなんでもこれじゃ実用的じゃないわな〜。原因はネットワークかな?結局、今回は試してみただけで利用止めました。データの保護は大事。オンラインストレージには他にもいろいろある(http://onstbox.is-mine.net/)き、また機会があればトライしてみたい。