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のむさんチのライフログ

ReadyNAS 312 - アンチウィルス

ReadyNAS 312 の色々なネタの第二弾は「アンチウィルス」。ReadyNAS には標準でアンチウィルスソフトが付属しとるんよね。
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ReadyNAS の OS は unix*1unix系でウィルスに代表されるようなマルウェアの対策が必要なん?という議論はあるけど、標準でついているのはありがたいす。市販のもののようにはいかんと思うけど最低限のチェックはできるんじゃないかと。

で、このアンチウィルス、どういう事をしてくれるかというと、Webサイトやサポートからの情報では、

  • ウィルス定義パターンの更新頻度は
    • 1周間に1度
    • ReadyNAS 起動後10分後に更新
  • ウィルスを検知すると管理画面で通知
  • ウィルスの隔離や除去はしない*2
  • ウィルス定義パターンの更新期限は無し*3

という事らしい。

で、実際にアンチウィルスのサービスを動作させるには、管理画面から「システム > 設定 > サービス」を開き[アンチウィルス]をクリックして有効にする。
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この時、確認画面で「リアルタイムウィルススキャンを有効にする」にチェックを入れないとサービスが有効にならない。サービスを有効にしても特に設定らしきものはない。。。って事は、リアルタイムスキャンが唯一の動作って事か。
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サービスを有効にすると、デバイスの ReadyNAS 312 アイコンにさりげなくアンチウィルスのマークが付く。
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で、しばらくするとウィルス定義パターンが最新化されます。これで準備オーケー。
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さて、リアルタイムスキャンとなると気になるのは性能への影響。CrystalDiskMark で計測してみた結果、

  • アンチウィルス OFF
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  • アンチウィルス ON
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と、逆に性能良くなったりしとる所もあり、このベンチの結果を見る限りはほぼ影響ないみたい。ホントか?^^;

この標準のアンチウィルスサービスがどういうエンジンを積んでいるのかは不明やけど、ReadyCLOUD / ReadyNAS Remote 等を有効にしとる場合はサービス起動しといてもえいかもね。



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*1:Linux (Debian) をカスタマイズしたものらしい。

*2:なので、もし検知されたら自分でなんとかせぃと。

*3:アンチウィルスを有効にしている限り更新されるとの事。