エーハイム ナチュラル フロー パイプを試す
エーハイム エコ コンフォート 2234 を購入*1して約3ヶ月。その余りある排水パワーに驚かされ当初からいろいろ対処してきた。
まず最初、購入当初は暫定措置として手元にあったガーゼを排水パイプにかぶせみた。かぶせてみると意外にえい具合に流量が抑制されたものの、数日経つとガーゼが溶けかけて機能喪失^^;。こりゃあいかんという事でいろいろ思案したところ、小型フィルターのストレーナーに被せるスポンジが余っとるのを発見。これを 2234 の排水パイプに輪ゴムで固定してみた。するとこれがまたえい感じで流量が抑えられる♪
とまあ、とりあえずスポンジで対処したもののやっぱり見た目はイマイチやし、さてどうしたものか。。。といろいろ調べると、外部フィルターの流量を制御したいって要望は前からあるようで専用のパーツも売りよる。例えば ADA のポピーグラス。けんど高いんよね、これ。
結局、高いから、という理由でスポンジを利用したまま現在まで来たけど、ある時雑誌でエーハイムからも流量制御パイプが出る事を知った。ロタラに赤みが出てきた / エーハイムから流量抑制パイプが出る! - 楽に行こう!
値段も ADA のより安価やしこれえいやん!買おう!と思うたけんど、記事をよー見たらモニター募集しよるじゃないか^^。これは、という事で早速応募したところ、、、当たったぜや〜^^。
エーハイムさんから送られてきた箱を開けると、ありました、ありました。
このパイプは、エーハイムの排水パイプに付ける緑色のパーツ(コネクタ)と、その先につける排水パイプから構成されとる。つなげるとこんな感じ。
このコネクタと排水パイプの接続角度が変えられて任意の角度で排水を調整できる。こんな感じの角度差を付けられる(この時はコネクタの接続が深くできてなかったようで、深く差し込めばもっと角度を付けられます)。これは上下の差を付けてみただけやけど、パイプは丸いので360度このような角度が付けられる。
早速取り付けてみたら、えい感じに流れがゆるくなった!排水パイプを上に向けるとまさに湧き水のように排水パイプからゆるやかに水が出てくる。また角度が調整できるからかなり好みの出方を選べるので元の排水パイプの角度や高さをいちいち変える必要がなくなるのもマル。ただ、出口になるほど広がる形状なんでここに集中して流したいとかいうのは難しい*2。
ウチの水槽はグラステリア スリム600。なので寸法は 600 × 200 × 250mm でわずか 26L。こんな小さいスリムな水槽にも違和感なく設置できた。真上に向けての排水もできるので奥行きの無い水槽でも無問題^^。奥行きのない水槽で流れを出したいなら横方向に排水するよう設置すればOK。
なかなかゆるやかな流れになるけど上の写真じゃ(オリジナルサイズを見ても)分かりにくいよね〜。という事で動画を取ってみました(これも解像度の関係でそれほど見やすくはないけど^^;)。
上の動画はやっぱりゆらゆら感が分かりにくいんでHDでも撮ってみた。水面がえい具合に揺れてますな〜^^。
ナチュラル フロー パイプを使い始めてまだ2週間くらいだけど、これまでで分かった良いところと、ん?と思うたところをまとめてみる。
■良いところ
- 十分な流量抑制効果がある
- 安価である(ADAポピーグラスの約40%)
- 角度が調整できる、しかも360度自由度が高い
■イマイチなところ
以上のような感じですが、安価で角度が調整できるのはうれしいポイント。何より、本来の目的である流量をきちんと抑制できる事を確認できた。イマイチなところで書いた事も致命的じゃないし対処方法もあるのでほとんど問題ないかもしれないですね。
それにしても、エーハイム純正で安価に流量が制御できるのはいいです。ゆるやかに揺れる水面を見ると気持ちが和む〜^^。
公式サイト:エーハイム ナチュラル フロー パイプ
*1:エーハイム エコ コンフォート 2234 が来た - 楽に行こう!
*2:流量を抑制するという機能からして出口を絞るってのはそもそも逆行する事になるか
*3:おそらくだけど、使っていると汚れがつき、それを掃除してる間にキズがつきそう。使うて2週間ほどだけど水面近く部分はだいぶ白くなってきた。
*4:水草等でうまく見えなくしてやると良さそう。奥行きの短い水槽は横向きに排水させるなど工夫が要るだろう。
*5:自分のは、プラモのゲート部分のようにライナーとつながっていた部分、つまり加工時に切り落とした部分が白くなっていた(プラスチック特有ですね)。設置状況によってはこれが若干目立つ。が、これは個体差があるかもしれない。