学習リモコン PM-PLZ530D 導入
しばらく前に IRKit や iRemocon WiFi なんかの据置型の赤外線リモコンを使って赤外線の機器をスマートに操作したいと思うとったんやけど、ウチにある赤外線の機器って、
- テレビ
- エアコン
くらいしかない。照明もシーリングライトじゃないし、BDレコーダーもなしい、意外なほど少ない^^;。これなら据置型の赤外線リモコンを導入してみ意味ないじゃん!と最近思い直したところやった。
が、その検討過程で、ん?まてよ。据置型の赤外線リモコンを使おうと思うたのは、家にあるAV機器をもっと楽に操作するため。じゃあ、テレビとエアコンしかないわが家では全く意味がないかとなると、そうでもない点があった。
IRKit - iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン
- 出版社/メーカー: maaash.jp
- メディア: エレクトロニクス
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iRemocon WiFi(アイリモコンワイファイ) 【外出先から、自宅の家電を操作!快適センサーでお部屋の状況も確認できる学習リモコンの決定版! 】 IRM-03WLA
- 出版社/メーカー: Glamo
- メディア: エレクトロニクス
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入力切り替えをもっと楽に操作したい
わが家のテレビや Youtube やらの視聴環境は、
という感じになっとるけど、よーく考えてみたら、これらを切り替える時に意外にめんどくさい操作をしとった。つまり、「テレビの入力切り替えボタンを押す → 上下キーで入力デバイス(PS3 や Chromecast)を選択 → 決定ボタンを押す」と。
たかが入力を切り替えるために3つもボタンを押しとる。。。これはもっと簡単にしたい!
据置型の赤外線リモコンじゃダメ
そこで改めて据置型の赤外線リモコンを考えてみたら、これらには複数の操作をまとめられる「マクロ」が存在する。このマクロに上記の切り替え操作を登録したら一発で操作できるやん。これこれ^^。
が、ふと、据置型の赤外線リモコンって基本操作はスマホで行うよなぁ。具体的にどうやるかと言うと、、、「スマホの電源ボタンを押す → パスコードを入力 → 専用アプリを起動 →操作ボタンを押す」って、今より複雑やんか~!(+o+;)
これじゃ本末転倒やわ。操作を楽にしたい(操作数を減らしたい)のに。。。
レガシーな学習リモコンの出番!
やっぱり据置型はだめやわ。入力切り替えは楽にはできんか、、、とあきらめかけたところ、インターネットで目にとまったのが旧来からある学習リモコン。
その中でもソニーの学習マルチリモコンのシリーズはブログでも人気があるみたいで調べてみると、複数の操作をまとめられる「コンポーネントマクロ」や「システムコントロールマクロ」それに「プチマクロ」という機能がある。
学習リモコンのマクロボタンを物理的なボタンやき、これならまさにマクロボタン一発で複数の操作ができる!これや~!今は「RM-PLZ30D」ってのが最新機種みたいなので早速購入。
SONY 学習機能付きリモートコマンダー PLZ430D RM-PLZ430D
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 4人 クリック: 70回
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どのマクロボタンに割り当てる?
数日後 RM-PLZ30D が到着。RM-PLZ30D のマクロボタンは、
- コンポーネントマクロ
- システムコントロールマクロ
- プチマクロ
※リモコン全体に散らばる基本ボタンというボタンに割り当てられる。
と3つあるけど、コンポーネントマクロはボタンを2秒長押しせにゃいかんのでパス。プチマクロはボタン一発やけど他のキーと分かりにくくなりそう。なもんで、マクロボタンとして独立してて一番下にあって押しやすいシステムコントーロルマクロに割り当てる事に決定!
入力切り替え操作の罠(´゚д゚`)エ
では、いざ入力切り替えの操作を割り当てよう!と、BRAVIA のリモコンで切り替え操作を確認。と、ん?あれ? てっきり、
でいけると思うとった。特に (2) の入力機器の選択は、今どの入力になっていても一発で別の機器を選択できるもんだと。。。が、この入力切り替え画面は機器が縦に並んでおり、入力切り替えボタンの連続押しにしても、上下キーにしても、操作の始まりは現在選択しとる機器から。
つまり、今どの機器を選択しとるか、で、上下キーを押す回数が異なる事が判明!
そんな~。仮に PS3 に変えたいとして、いまTVだとしたら下キーを1回。けどいま Chromecast だとしたら上キー1回か下キーを数回。こんな調子で全てのパターンを登録するなんて実質無理やし、どれがどれだか分からんなる(´゚д゚`)。PS3 に変えたいならこのマクロボタンを1回押し、ってしたいのに!
は~、せっかく学習リモコン買うたのにこんな落とし穴があるとは。。。
色々考えた結果、
- TV から PS3 へ (下キー1回) … マクロ「A」
- PS3 から TV へ (下キー4回) … マクロ「B」
- TV から Chromecast へ (下キー2回) … マクロ「C」
- Chromecast から TV へ (下キー3回) … マクロ「D」
と割り当てて、なんとか4つのキーで操作できるようにした。けんど、このキーでコレ!っていうのは実現できず。。。まぁ、しゃーないか。
入力切り替え、ダイレクトに選択できた!
半ば強引に入力切り替えをマクロに登録したけど、その後 RM-PLZ30D のマニュアルをぺらぺらと読みよったら。。。あれ? え?
入力切り替えって、「入力切り替えボタンを押しながら数字キーを押す」と、その機器をダイレクトに選択できると!! お、おー!そんなんできるん!?
半信半疑ながらやってみたら、「入力切り替え+10」で TV が、「入力切り替え+11」で PS3(HDMI 1) が選択できた。おー、これや、これなら マクロボタンに機器を直接割り当てられる~(;´∀`)
いやね、まぁ普通はそういう操作もできるやろう。と後で思う自分はお馬鹿?^^;
RM-PLZ30D を実際に使って
ちょっとつまずいたものの、入力切り替えを無事特定のマクロボタンに割り当てられてよかった^o^。
まだよくは触ってないけど、使ってみて分かった RM-PLZ30D の良い点やネットで指摘されてた部分をいくつかピックアップ。
- ■反応速度
- 今までの BRAVIA のリモコンとくらべて、同じ操作をしても確実に反応が早い。なんでやろ?処理能力が違う? BRAVIA買うたのは2009年やけど。。。
- ■十字キー操作
- ネットでは十字キーが押しにくいって評価が多かった。確かにキーは小さく、ゴム製のボタンと相まって確実感が足りんよのなぁ。けどまぁ何とか許容範囲かな。
- ■届く範囲
- 赤外線が届く範囲が広い。全く反対方向に向けてとかはダメやけど確実に届く。
- ■握りやすさ
- ちまたではカマボコ型の形状から置いて操作しづらいとの評価もあったけど、自分は置いてボタン押すって習慣がないし、持つとしっくりくる。あと、これまでの BRAVIA のリモコンと比べて丸くひっかかりがありうつ伏せ状態から持ち上げやすい。
- ■重さと大きさ
- 正直、重さは感じる。もう少し軽いとよかった。それから大きさ、カマボコ型の底面で持ちやすいは持ちやすいけど、もっとくぼみを入れて手に収まる形状にして欲しかった。
- ■キーの感触
- 全てのキーがゴム製。押すとクニャっとする。自分はもっとカチッとした感触が好きなんやけど
と色々と感じる事はあるけど、入力切り替えがボタン一発で出来るようになった恩恵は計り知れん(と思う^^;)。据置型の赤外線リモコンで近未来的な体験をするのもえいけど、確実に便利さを体験できる学習リモコンもまた良きかな(^^♪。